EGBAP教本第3集

今回Eコースを終えられた生徒さんたちのためにこれから本格的に名曲の数々にふれていく上で必要になるいくつかのテクニックをまとめてみました。この曲集には作曲してみたものに加えて名曲の中の該当するパターンも同時にのせてあります。

★第一章「モルデントの練習」

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まずは装飾音符の基本的なパターンとして「モルデント」から始めてみましょう。今回はこの表紙にPDFと音源をのせてみましたので楽譜と照らし合わせて聞いてみて下さい。さらに実際に弾いてみてみるとよいと思います。Let's start with 「mordents」 as the basic pattern of grace notes, and please trying it.
No.1「モルデントの練習から始めよう!」.pdf
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エグバップ教本3集より モルデントの練習から始めてみよう!

まずは最初の項の「モルデント」の楽譜と音源を載せました。モルデントの使用はロマン派以降の作品では実音を表記するのが一般的ですので例として実音表記した楽譜を混ぜてあります。 第5番は右手は常に2と3の指で弾いてみて下さい。

★第二章「トリルの練習」


★トリルの役割には大きく分けて3種類あります。まずはメロディーとしてのトリル・2つめは装飾としてのトリル、そしてピアノというよりはオーケストラに多用される雰囲気づくりのトリルがあります。

例としてあげたトリルの練習の2つの曲はそれぞれの特徴に合わせて作ってみました。

エグバップ教本3集より トリルの練習  第1番(メロディーラインとして) 第2番(装飾ラインとして)

先にあげたのはメロディーラインとしての特徴を持つベートーヴェンのソナタの一節です。そして次にのせたのはバッハのパルティータの一節でピアノの前の世代の鍵盤楽器の欠点である、音が持続できないという点を補うための装飾的なフレーズになっています。雰囲気づくりに欠かせないトリルについては先にいっての学習になります

 


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No.2「トリルの練習」.pdf
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トリルの練習(2).pdf
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装飾音(トレモロ)ベートーヴェンの場合.pdf
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Bach Partita Nr.1「Sarabande」.pdf
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